Exhibition 企画展一覧
※コラボレーション企画展の様子を公開しております。ご覧になりたい場合は企画展ギャラリーページからどうぞ。
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月映作家特集 今西 泰赳 展 「CLAY WORKS」
今西さんは1984年奈良県の出身です。
今西泰赳 Imanishi Hirotake
2012年 筑波大学大学院 博士課程 生命環境科学研究科 卒業
2014年 滋賀県立信楽焼窯業技術試験場 卒業
2016年 石川県九谷焼技術研修所 卒業
2017年~ 金沢美術工芸大学 助手・非常勤講師
作家の今西は、筑波大学の生命環境研究所で細胞の研究をして博士を取得し陶芸の世界に入った異色の作家です。
今西が研究していた細胞は、分裂と増殖が繰り返される中で複製の”エラー”が発生することがあり、それは”進化”につながるトリガーになるかもしれない、とのことです。・・・なるほど、エラーから進化・・・面白いですね。「作家として土という素材から自分自身の手で作り出す作品は、体を構成する細胞の延長かもしれない」とも語っています。
個展では、細胞をモチーフにした模様が活きる様々な作品が並ぶ予定です。進化を続けている作品、今のIMANISHI WORKを楽しんでいただければ、幸いです。 Art Shop 月映 宮永 満祐美
会場:ArtShop月映 当店にて
会期:2022年7月1日㈮〜 7月30日㈯
開催期間:AM10:00 〜 PM18:00 最終日は16時まで
定休日:毎週 月曜日・火曜日 7/18(月曜日、祝日)は営業
作家在廊日:1日㈮16:00まで 2日㈯ 3日㈰ 16日㈯ 17日㈰ 18日㈪ 30日㈯+不定期
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月映作家特集『間瀬春日 ことなるもの 展』
漆の造形を制作している間瀬さんは、金沢美大の卒業展示に、迫力ある魚のような大きな水中生物を展示しました。
壁の水面を泳いでいるように躍動的でした。その後、水中の生物をモチーフにした小さな壁作品にも発展させています。
間瀬さんの作品は形の曲線が美しいなぁといつも感じます。それは、水の流れのように私には見えます。
働きながら時間をつくって制作をつづけています、美しい曲線と秘めたエネルギーも感じていただければと思います。
まだ若い漆作家ですが、今後どのように成長するか楽しみな作家でもあります。
どうぞ、実際の作品をご覧いただければと思います。
お待ちしております。
会場:ArtShop月映 当店にて
会期:2022年6月1日(㈬)〜 6月26日(日)
開催期間:AM10:00 〜 PM18:00 最終日は16時まで
定休日:毎週 月曜日・火曜日
作家在廊日: 6/1㈬ 6/4㈯ 6/5㈰ 6/26㈰
※通常の展示もしております。
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月映作家特集『遠藤加央里 展』
いつもありがとうございます。Art Shop 月映宮永でございます。
5月開催予定の企画は、新緑が美しい季節にふさわしい遠藤加央里の展示会です。
作家は、北欧の陶芸家の作品に刺激を受け、陶芸による絵画的な表現を自身の軸として制作しています。具体的なものを描くというより、抽象的なかたちにこだわっています。作品を見た人がその色や形態から、自らの思い出や感情を思い出すことを意識しているそうです。
同じ作品をみても、思い出すことは人さまざまです。皆さんは、作品を見た時何が浮かんでくるでしょうか。それは、忘れていた楽しかったことや、ほんのり嬉しかったことかもしれません。なぜなら、私は遠藤加央里の作品に何か包み込むようなやさしさを感じるからです。
遠藤加央里は、2020年4月にArt Shop 月映の新人アーティスト展に参加、2年後になる今回の企画に発展し、今後も大いに期待される作家です。
ぜひお越しくださいませ。
遠藤加央里 artist storyページ https://tsukibae.com/story/endo-kaori/
KAORI ENDO EXHIBTION
2022年5月1日㈰~5月22日㈰
Open 10:00~18:00 (最終日のみ16:00)
月曜日、火曜日定休日(5/3は開場)
作家在廊日 5/1㈰午前午後 5/8㈰午前午後 5/22㈰13:00~
遠藤 加央里 1998年 東京都立川市 生まれ
2021年 金沢美術工芸大学 工芸科 卒業
2022年 金沢美術工芸大学 大学院修士課程 工芸専攻 陶芸コース 在学中
サイトには 作品は5/10過ぎに掲載いたします。
会場:ArtShop月映 当店にて
会期:2022年5月1日(日)〜 5月22日(日)
開催期間:AM10:00 〜 PM18:00
定休日:毎週 月曜日・火曜日 【5/3は開場します。】
作家在廊日:5/㈰午前午後、5/8㈰午前午後、5/22㈰13:00~
※通常の展示もしております。
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アートショップ月映『 素(しろ)き かたち 展 金属と陶磁 』
つくり手:今西 泰赳 /上田 剛 /久米 圭子 /釣 光穂 /橋本 知成 /藪内 公美
「素(しろ)きかたち」は、素材とかたちの面白みを皆さまにごらんいただければと思い、企画しました。
今回は、一言で「ならでは/なのに」 展です。
金属や陶ならではの色合いや造形の作品もあれば、金属なのに帯みたい、陶なのに編んでいるみたい、陶なのに金属に見える・・・といった具合です。
つくり手はArt Shop月映では初めての陶芸の釣三穂さん、久々に新作を提供してくれる橋本知成さんの作品もあります。
また壁作品が多い薮内公美さんには立体作品をお願いしました。他に久米圭子さん上田剛さんの作品もあり、見ごたえがあると確信しています。
どうぞ、ご覧ください。
素材とかたちにこだわった作品を展示する場所にしたいという思いからArt Shopの名前を「そかたち」にしようというアイデイアもありました。その思いは今も変わりません。どうぞお楽しみください。
なお、8月にも第二弾の企画をいたします。会場:ArtShop月映 当店にて
会期:2022年3月19日㈯〜4月24日(日)
開催期間:AM10:00 〜 PM18:00 最終日は16時まで
定休日:毎週 月曜日・火曜日 月末3日間
作家在廊日:00/00(日)、00/00(日)
※通常の展示もしております。
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月映作家特集漆作家 遠藤茜展『What can I protect?』
2月中旬から、漆作家 遠藤茜展「What can I protect?」を開催いたします。
遠藤茜は、漆の作品を通して私たちにいろいろなことをメッセージしてくれます。私が初めて彼女の作品を見た時、「くすっ」と笑えて、とても気分が晴れやかになりました。また、今回の展示のための画像と「これから何を守っていけるか、を考える展示にしたい」という言葉を見て、胸のどこかがゆらっとしました。彼女の作品から、いつも何かの感情が引き出される感じがします。
心理学で人生の発達段階という事を学んだ時、最初は生存欲求の段階から、三番目に何かまたは誰かのサポートをする段階となりその次は自己の人生の意味を実感する段階といった内容だったと思います。「これからは何を守っていけるのかを考える・・」という言葉を聞いて、そんな発達段階を思い出したりしました。それは、「作家が成長してますよ」ということを言いたいという感じではありません。
何かを守ろうとすると喜びも大きいですが、困難や苦悩もあります。そこに自ら入っていき、作品を通して問いかけていこうとする若い作家の思いに感情が動いたのかもしれません。
まるでクッションのような漆の作品。そこには、作家の思いや問いかけが隠れています。どうぞ、それを感じていただければと思います。
2月末には、ウェブで作品を掲載する予定です。10点未満の作品の予定です。作品掲載ページhttps://tsukibae.com/artist/endo-akane/
会場:ArtShop月映 当店にて
会期:2022年2月18日㈮〜 3月13日㈰
開催期間:AM10:00 〜 PM18:00 最終日は16時まで
定休日:毎週 月曜日・火曜日
作家在廊日:2月27日、3月6日の予定です
※通常の展示もしております。