Artist Profile

ガラス作家
佐藤 静恵 Shizue Sato
経歴
- 2006
- 多摩美術大学 工芸学科ガラス専攻 卒業
- 2013
- シドニー大学 シドニーカレッジオブアート スタジオアートコース 留学
- 2015
- 筑波大学大学院 人間総合科学研究科芸術専攻 博士前期課程 修了
- 2019
- 金沢卯辰山工芸工房 入所
賞歴
- 2014
- Ranamok Prize for Contemporary Glass 2014 Australia-New Zealand 入選
- 2016
- 第56回日本クラフト展 入選
- 2019
- 第4回金沢・世界工芸トリエンナーレ 入選
- 2020
- 金沢市工芸展 金沢市長最優秀賞
展覧会
- 2015
- 「ガラス造形の未来学vol.3」 企画グループ展 Gallery O2、東京
- 2017
- 「Glass Installation Work -weaving glass-」 個展 DiEGO、東京 (Gallery O2 共同企画)
月映オーナーからのご紹介
佐藤 静恵の制作コンセプト「ガラスで日々を紡ぐ」
ガラスの熱で焼き縮んだり引き延ばされる特徴を活かして、彼女の描くメッシュは形を成す。
メッシュは重力や形の制限があるが、それをも取り込み、もろさの中の美しさを表現している。
制作過程を、佐藤は「自己探求の瞑想的な行為であり、一目一目ガラスを紡ぐように制作している」と言う。
作品の具体的なモチーフはなく、彼女自身の内面を形に表わしている。
彼女の作品を見てそこから何をイメージするのか。その自由を私達に提供してくれ、そして深く沈んた記憶を呼び起こさせる。
オーナー 宮永満祐美