Artist Profile
漆作家
鵜飼 康平 Kohei Ukai
経歴
- 1993
- 愛知県にて生まれる
- 2016
- 金沢美術工芸大学 卒業
- 2018
- 金沢美術工芸大学 大学院 修了
- 2021
- 金沢卯辰山工芸工房 修了
賞歴
- 2014
- 国際漆展/石川2014 入選
- 2017
- 国際漆展/石川2017 入選
- 2018
- 日本漆工協会漆工奨学賞 受賞
- 2019
- 「大漆世界 器・象」2019湖北国際漆芸トリエンナーレ 入選
- 2019
- 第4回 金沢・世界工芸トリエンナーレ 入選
- 2020
- ロエベ財団クラフトプライズ2020 ファイナリスト
展覧会
- 2016
- 個展 GALLERY b. TOKYO/東京
- 2019
- 「漆表現の現在vol.2」 日本橋高島屋美術画廊X/東京
- 2021
- 個展「Merge」hpgrp GALLERY TOKYO
- 2022
- 「MONOZUKURI」 BKV / ドイツ・ミュンヘン
月映オーナーからのご紹介
「木の主張を感じ、それを受け入れながら形をつくる」
鵜飼の制作過程は、完成形を決めずに木の目にそって彫り裂いて形を作る。木の主張とつくり手の意図とのバランスが合った瞬間を感じる時があり、その時は自然な流れが動いて見える、とのこと。また漆が木を飲み込んでいく過程も見せたい、とすべてを塗らない。
制作過程から、自然界の代表である木と古来から私たちの生活に使われてきた漆への敬意を、感じる。
鵜飼の作品に、斬新なエネルギーとどこかほっとする郷愁を同時に受け取るのは私だけではないかもしれない。